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中二の次女から
「友達の〇ちゃんが、足が痛くて歩けないっていうから、みてやってくれない?」
という電話が入りました。
履いてきた靴をみたら、五センチくらいのヒールの靴でした。
前日に体育でたくさん走ったりバレエのレッスンがあったりしての
今日のヒールの靴でのお出かけ。
そんな条件が重なっての、股関節の痛みでした。
施術的には5分もかかりませんでしたが、「痛くなくなった」と言って帰っていきました。
うちの次女も姉のヒールの靴をはいてお出かけしたのか、つま先が痛くて歩けない・・・。
というので、クイックの施術。
「あっ、歩ける!!痛くない」と普通に歩いていました。
月に一回メンテナンスにみえているHさんが、来院されて
「今日はどこか気になるところはありますか?」と質問したら
「昨日、出張で一日ヒールの靴を履いていたら、足が痛くて・・・」とのこと。
ヒールの靴はかかとが高いので、常時つま先で歩いているのと同じです。
いつも、体重がかからないところに、長時間体重がかかるので、痛くなります。
足の甲が痛くなったのは、靴を脱げば治りますが、
慣れないヒールを履いて歩いたことによって、膝・股関節・骨盤にかかった負担はすぐにはとれません。
知らない間に、それが蓄積して、腰痛・肩こり・膝痛・背中痛・偏頭痛など、いろんな症状になって出てきます。
足の甲の体重のかかり方がアンバランスになると、腰や肩の筋肉を使ってバランスをとろうとします。
その筋肉が緊張が蓄積してきて痛みが出たりします。
これをエゴスキューという運動療法でいうと、「代償作用」という用語で説明します。
自分の体のアンバランスのつけ(代償)を払うのは、他の誰でもなく、「自分」なんですね。
体の「つけ」がたまる前に、のしをつけて、「倍返し」してやりましょう!!
誰に?って、過去の自分にですけど・・・。